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リワークプログラム(復職支援)

リワークプログラム(復職支援)を通じて、安定した職場復帰を目指そう

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■リワークプログラム(復職支援)とは


うつ病などで仕事を休職した方が復職に向けてリハビリを受けることができる通所施設に「リワークプログラム」=「復職支援」があります。

リワークプログラムは主に精神科病院、メンタルクリニックなどの医療機関をはじめ、精神保健福祉センターなどで実施されていることもあり、休職されている方々が、復職と再発防止に向けて、リハビリトレーニングを受けるところになっています。

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復職支援ってどんなところ?


主にうつ病や適応障害と診断を受け、休職している方が利用できます。


施設により、プログラム運営や方法も異なりますが、プログラムの実施期間が定められている施設もあります。

例えばプログラム4クールで1回として、6ヶ月で卒業(復職)を目指すなど、細かく決められていることもあります。

そのため、次のクールが開始されるまで順番待ちになる...なんてこともあります。

参加においては医師の診断が必要にはなりますが、施設によっては心理検査を実施したり、判定会議を行い、結果次第で利用の可否を決定するところもあります。


もともと会社勤めをしている方を対象としているため、プログラム内容も生活基盤を整える基本的なプログラムから、心理教育、SST(ソーシャルスキルトレーニング)、集団認知行動療法など幅広く行っている施設もあります。


利用料金については、「自立支援医療制度」の対象になるので、自己負担額を抑えながら通所することが可能です。


【自立支援医療制度を使って通院費を軽減しよう】

https://www.kashiwa-mental.com/guide/view/129


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復職支援は復職することだけが目的ではない?


復職支援はただ復職を目指すためだけのリハビリではありません。

1.症状を安定させる

2.再発を予防する

3.復職後も安定して仕事を継続できる


これらを目的としていますので、施設の中には復職後のフォローアップを行ってくれる施設もあります。

そこではプログラムに参加して身についた考え方や視点を復職後に活かしていくために、定期的なサポートを得ることができます。


服薬をすればある程度回復し、復職に至る方もいらっしゃるかもしれませんが、ひとりで復職を目指すにはやはり限界があります。

また会社からのプレッシャーで焦って復職の選択を早めてしまい、すぐに体調を崩し、再び休職となってしまう方もいます。

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自信を持って復職するために・・・


自信を持って復職するためには、

1.自分自身の障害特性の理解する

2.無理をしないための体調管理

3.症状が悪化したときのセルフケア

4.復職支援のプログラムを通して、自己管理の方法を学び、生活上での活かし方を身につける


当院でも復職に向けた「リワークプログラム」を行っています。

職場復帰・社会復帰することに自信を持てるように、スタッフ一同サポートしておりますので、利用を検討されている方、希望されている方はお気軽に主治医までご相談ください。

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