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医療機関で利用できる制度について

自立支援医療制度を使って通院費を軽減しよう

自立支援医療制度

■対象となる方


精神障害(てんかんを含む)により、通院による治療を続ける必要がある程度の状態の方が対象となります。


・統合失調症

・気分障害

・依存症

・ストレス関連障害(PTSDなど)

・不安障害(パニック障害など)

・発達障害

・知的障害

・アルツハイマー型認知症

・てんかんなど。


精神的な不調で通院されているほとんどの方が対象となります。


また『継続的な治療を必要とし、高額の医療費負担が発生する者』と認められると、『重度かつ継続』の対象となり、負担額が1割に軽減されるだけではなく、月ごとの自己負担額に上限額が設けられます。


上限額につきましては、「世帯」の所得に応じて変わります。金額については下記のリンクより図をご覧ください。


出典:千葉県庁ホームページ

https://www.pref.chiba.lg.jp/cmhc/kokoro/documents/20150316.pdf


出典:千葉県庁ホームページ

https://www.pref.chiba.lg.jp/cmhc/kokoro/seishintsuuin.html#q04

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申請の流れ


①主治医に診断書を作成してもらう

自立支援医療制度を利用する場合、主治医の診断書が必要になります。

医療機関によっては診断書のフォーマットに直接手書きするところもあれば、パソコンを使い、電子で診断書を作成するところもありますので、一度主治医に自立支援医療制度を利用したいことをお話しすることをお勧めしています。

診断書の書式は主に市区役所の障害福祉課の窓口に置いてある場合が多いので、手書きで作成する場合は窓口に貰いにいきましょう。


②障害福祉課に申請手続きに行く

診断書が出来上がったら、市区役所の障害福祉課の窓口に申請用紙がありますので、記入をお願いいたします。あとは窓口で診断書と一緒に提出すれば手続きは終了です。


③医療受給者証の完成

申請後、1ヶ月前後で自立支援医療制度の原本(医療受給者証)が完成しますので、自宅に郵送されるのを待つか、市区役所に受け取りにいきます。

医療機関によっては原本の完成を待たずに申請日から自立支援医療制度を使えるように登録をしてくれるところもありますので、詳しくは受付スタッフにお尋ねください。


※その他申請するにあたって必要なものがありますので、千葉県庁の自立支援医療制度のページ【10】を参考にしてください。

https://www.pref.chiba.lg.jp/cmhc/kokoro/seishintsuuin.html#q10

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自立支援医療制度の更新


自立支援医療制度は医療受給者証が発行されると、定期的に更新する必要があります。


基本的に毎年更新になります。

1年ごとに障害福祉課に足を運び、更新の手続きを行ってください。


そのうち、2年に1度は主治医の診断書が必要となります。

フォーマットは新規申請の時と変わりませんので、同じ書式で主治医に作成をお願いしてください。

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精神障害者保健福祉手帳の診断書を作成される方


ちなみに精神障害者保健福祉手帳の診断書をご希望の方で自立支援医療制度の診断書もご希望の方がいましたら、精神障害者保健福祉手帳の診断書1枚で自立支援医療制度の申請・更新も可能となっています。


診断書料金が2枚分かからず、1枚分だけで済みますので、診断書作成時期が同時期の方には精神障害者保健福祉手帳の診断書を作成してお渡ししています。

新規申請・更新申請問わず可能ですので、お気軽にご相談ください。


最後に、自立支援医療制度は医療機関だけではなく、薬局、精神科訪問看護、精神科デイケア、復職支援プログラム(リワーク)で利用することができます。

通院やお薬代だけではなく、自立や社会復帰に向けた自己負担費用も軽減できますので、安心して治療に専念していただけます。

気になる方や診断書をご希望の方は一度当院スタッフや主治医にご相談ください。

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当院での申請方法のご紹介


診断書作成までの流れ

1.希望する場合には、まず主治医へ相談

2.受付窓口で手続きを行い、受け取り日などを確認

3.後日受付窓口で診断書の受け取り

 

診断書の作成について

千葉県においてはフォーマットがございますので、当院ではPCで作成しています。

その他の自治体については受付窓口へご確認ください。

 

申請手続きの流れ

①柏市役所「障害福祉課」で申請手続き

②医療受給者証の完成

※柏市の場合は、ご自宅に郵送されます(完成見通し:約2ヶ月)

 

適応日と返金について

当院の場合、役所で申請日の受領印が押された申請書の控えを持参していただければ、医療受給者証が完成する前から適応となります。

診察、またはリハビリテーションで3割負担をした後、当日中に申請に行かれた場合は、申請書の控えと受領印を確認した上で後日返金していますので、適応となる日の当院の領収書とあわせてご持参ください。

 

リハビリテーションの利用において

当院ではリハビリテーション(復職支援、就労支援、生活支援)を行っており、自立支援医療制度を利用することができます。

ご利用されている方は、月途中で負担上限額に達する方も多くいらっしゃいます。

負担上限額があることで、月々の医療費負担の見通しが立ちやすくなっております。

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