日本では年間21万人が発症しています
摂食障害は10代から20代の若者がかかることが多く、女性の割合が高いのですが、年令、性別、社会的、文化的背景を問わず誰でもかかりうる病気です。
日本で医療機関を受診している摂食障害患者は1年間に21万人とされています。
さらに治療を受けたことがない方や、治療を中断している方が多数いることがわかっています。
摂食障害にかかると、心身の成長・発達と健康、人との関係、日常生活や、学業、職業などの社会生活に深刻な影響をあたえます。
やせや栄養障害、嘔吐などの症状によって、身体の合併症を来し、時には生命の危険がある場合もあります。
また、別の精神疾患をともなうこともあります。
摂食障害の影響が大きく、長くならないうちに、摂食障害のサインや症状に気づいたら、できるだけ早く専門家に相談して治療を受けることが大切です。