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リワークプログラム(復職支援)

仕事と休息のバランス、休日の過ごし方について

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■仕事と休息のバランス取れていますか?


お仕事を頑張っている皆さん、きちんと休息できていますか?

正社員やフルタイムパートなどで働いている方は週5日働いて週2日はお休みをするというシフトの方が多いと思いますが、中には休日も仕事のことばかり考えたり、持って帰ったパソコンを開いて仕事をしてしまったりする方も多いようです。


そもそもなぜ休日があるのか。

それは仕事で良いパフォーマンスを発揮してもらうためです。そのために働く人すべてに休日を設け、しっかり心身を休めてもらいます。

ですが、仕事と休みのオンオフがうまくいかない人は疲れがなかなかとれず、仕事中に眠くなってしまったり、集中力が途切れてしまうことが多いです。


今回は上手なオンオフの切り替え方や、休憩・休日の過ごし方についてお話ししていきます。

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仕事と休息のバランスの大切さ


なぜ休息が必要なのかは先ほどもお伝えしたとおり、仕事中に良いパフォーマンスを発揮してもらうことが目的です。


大人の集中力がどれほど続くかご存知ですか?

答えは平均45分です。最長でも90分しか集中力は持続しないといいます。


とはいえ、こんなに小まめに休憩をとれる会社はほとんどなく、大半の方はお昼休憩まで仕事をする、退勤するまで仕事をするという方が多いのではないでしょうか。

ですがこの働き方だと、効率的に仕事を進めることが難しくなってしまいます。


休息が足りないと起こり得る不調について上げてみます。


・集中力が続かない

・仕事の疲れがとれない

・仕事のミスが増える

・メリハリをつけて仕事をすることができない


これらの不調が発生してしまうと、仕事に影響が出てしまい、最悪トラブルに発展しかねません。

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休日はしっかり休むことが大事


上記の不調を防ぐためにも、仕事のない休日は仕事のことは忘れて、しっかりと心身ともに休む必要があります。


忙しくて休んでいる暇はないと思う方もいるかもしれませんが、休むときはしっかり休まないと仕事に大きく支障が出てしまいますのでおすすめはしません。


どうしても休めない、という方は休憩の使い方を工夫するといいでしょう。

いつもより小休憩の回復を増やす、外の空気を吸いに行く、いつもはコンビニ弁当だけどたまには手作りしたり、外食をする、可能であれば昼休みに仮眠をする、などちょっとの工夫で集中力を取り戻すことができます。


しっかりお休みが取れる方は外食をしたり、映画を見に行ったり、読書をしたり、録画していたドラマを見たり、好きな時間を過ごしてみてください。


上手に休日を利用してリフレッシュし、また仕事が始まったら集中して取り組めるように、オンオフをうまく切り替えて過ごしていきましょう。

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■疲れのサインを見落とさないコツ


当院のリワークプログラム(復職支援)でも、心身の疲れのサインに気づかずに「休職」となってしまった方も多くおられます。


・自分は体力があるから大丈夫と思っていた...

・少しの睡眠でもこれまでやってきたから問題ない...

・仕事が趣味みたいなもので... 等々


多くの方が「自分だけは大丈夫」という過信から、疲れのサインと見落としていることが多いように思います。


また休職したものの、その後の生活リズムが乱れてしまうこともよくありますので、要注意です。

・1日中寝てしまい、食欲もなく何も食べてない...

・日中寝てしまって、夜中起きてしまっている... 等々


当院では、休職後におえる「1日の活動量」「生活リズム表」「疲れのサイン」「自分に合う休憩の取り方」など1人ひとりと面談しながら、課題点の抽出と、対策について考えていきます。

同じ悩みを持った仲間がいることで、悩みを共有できたり、対策も多くの意見が集まります。


当院では復職することだけがゴールではなく、復職後にご自身での疲れのサインへの予防・対策できるようにして、安定して働けるようにサポートしています。

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