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クロスフェード(就労支援)

なぜ自己理解を深めることが大切なのか?

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自己理解のメリット


自分自身の理解を深めるということは、自分自身の長所や短所、得意なことや苦手なことなどを知ると言い換えることもできます。

 

それらを自分自身が知っておくことで、人間関係の構築や将来の仕事探しなど、様々な場面で役に立ちます。

 

例えば人間関係。

『相手の話を理解することが難しい』と自己理解ができていると、「今の話、よく理解できなかったからもう一回話してくれる?」と相手に伝えることができます。

また『集団が苦手』と自己理解ができていると、将来就労をするために、リハビリ目的で集団行動の場に身を置いて日々トレーニングするという選択をとることもできます。

 

次に就労。

接客が苦手だと自己理解ができていれば、接客を避けた求人検索ができますし、朝起きることが苦手だとわかっていれば、朝の通勤時間が少し遅めの職場を選んだり、フレックスタイム制をとっている会社を探すこともできます。

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自己理解ができていないとどうなる??


自己理解ができていないと・・・

・自分に合っていない職場を選んでしまったり...

・失敗体験を重ねてしまったり...

・人間関係でもトラブルが起こりやすくなってしまいます...

 

自己理解が出来ていない方に見られる特徴の1つに、「自分のできることではなく、自分の理想のまま物事を進めてしまう」方が多い印象です。


本当はここまでしかできないのに、レベルの高いところを選んでしまい、最終的には失敗してしまい、自信がなくなってしまうパターンもめずらしくありません。

 

そうなってしまうのを防ぐためにも、自己理解というのがとても大切になります。

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自己理解の深め方


頭で考えるだけでは、思考の整理ができないことがよくあります。


そのため

「言葉にする」

「書き出してみる」

ことが1番効果があります。

 

実際「大丈夫、自分のことはよく分かっている」と話していた方に、自己理解シートをお渡しすると9割が白紙で返ってきたということもありました。

 

意外と「あ、自分のことあんまり分かっていなかったな」ということに気付くこともあると思います。

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できることから少しずつ


当院のプログラム内でも「自己理解=自分自身を知る」ことに取り組んでいます。

例えば出生からの生い立ちや、「学歴」「病歴」「職歴」などを棚卸ししながら、情報整理を行います。


その中で、どんなときに負担に感じることが多いのか?

ストレスに感じるときはどんな場合があったか?

を振り返ることで、発症した経緯や原因を探っていきます。


進めていく中で「考え方のクセ」や、「ストレス負担の共通事項」が見えてきます。

事前に把握できていれば、ストレス予防することや、ストレスがかかりそうな場面でも上手に回避することが出来るようになります。


できることから少しずつ、コツコツと積み上げて、成功体験を重ねていきましょう。

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